◆アトピーでバリア機能を強化すると食物アレルギーまで改善!No2
前回のブログからの続きです。
食物アレルギーの原因は、これまでは食べ物にあると
されてきました。
ところが、最近では、その逆であることがわかってきたのです。
それは、
口から体に入った食べ物はアレルギー原因になりにくくなるので、
乳幼児期から与えていいと考えられるようになったんです。
口からよりも、皮膚を通して体に入った成分の方が、
食物アレルギーを引き起こしやすいことが明らかに
なってきているんです。
日本における具体的事例としては、数年前に、
小麦の成分を含む石鹸を使った人たちが、集団で
小麦アレルギーになったことがありました。
また、イギリスの事例では、ピーナッツオイル入りの
クリームを子供に塗る習慣が親にあると、子供に
ピーナッツアレルギーが増えたという調査結果も
あるんです。
ちなみに、
『量は口から入れる方が多いのに、影響は皮膚からの方が
大きいんだ!』と驚くかもしれません。
皮膚からアレルゲンが体内に入ってアレルギーを引き起こす
ことを『経皮感作』と言うんです。
アレルギーマークを防ぐには、経費感作に注意する必要が
あるんです。
具体的には皮膚のバリア機能を低下させないことが
大切になるんです。
バリア機能が低下すると経皮感作を起こりやすく
なるからなんです。
ある機関での研究結果では、『赤ちゃんの全身に保湿剤を塗ると、
アトピー性皮膚炎の発症リスクが3割以上低下した』
という研究結果を思い出してください。
新生児期からお肌の保湿をしっかり行ない、皮膚の
バリア機能を正常に維持することで経皮感策を防ぎ、
アレルギーマークを予防できる可能性があるんです。
なお、湿疹もバリア機能を著しく低下させるんです。
当店では、食生活を変えていく『食育』にも積極的に
力を入れております。
そして、アトピー改善に向けて肌活にも取り組んで
完治に向けて努めていきます。