◆トルコ人に親日家が多い理由は?
こんにちは!
東京都三鷹のアトピーとアレルギーの治療を得意とするタイ古式マッサージ リラックス・ボディの久保です。
本日2月11日は建国記念の日です。
さて、2月6日にトルコに地震が発生しました。
当店のお客様の中にも、数年前にトルコで駐在員として働いていた方も何人かいました。
その中には、トルコから日本に帰国したばかりの方も居て、当店で肩こり、首こり、不眠症、便秘、腰痛、冷え性、むくみ、足こりといった症状で治療に専念したお客様もいたことを思い出しました。
あとはトルコで食事が合わなくて、アトピー性皮膚炎にかかった方も居て、帰国後に当店で施術を受けて改善した方も居ました。
今回はなぜ、トルコでは親日家が多い理由をお伝えします。
明治時代の1890年にトルコの軍艦エルトゥールル号が500人を乗せて、明治天皇への表敬訪問に来ました。
その後、トルコに帰る途中で暴風雨の影響でトルコの軍艦エルトゥールル号が和歌山県沖で座礁しました。
そして、そこの漁村の人々が海に投げ出された乗組員500人強のうち、69人を助けました。
しかし、心肺停止の人がほとんどで、体をさすりながら救助をし、生き返りました。
その漁村が貧乏な村で、食料が尽きそうになりました。
その中で、ある老婆が「お天道様が見ているさ!」と言って、自分たちの食べ物を遭難者を優先的に食べさせました。
その当時、各家庭では非常食用として、豚を飼ってました。
その豚をさばいて食べてしまい、もう食料がなくなる状態でした。
そして、その後、その漁村で救助したことが、知事に伝わり、明治政府にも知られて援助してもらうことができました。
その後、遭難者も回復して良くなって、日本の軍艦に乗ってトルコに帰りました。
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しかし、ここからが美談として、トルコの恩返しが始まります。
1985年当時、イランイラク戦争始まって、イラクのサダム・フセイン大統領が48時間以内に、イランの上空を飛んでいる飛行機をすべて無差別に撃ち落とすという声明を発表しました。
各国の航空会社がテヘランに向けて旅客機を出しました。
で、各国の駐在している外国人は一気に出国しようとして旅客機に乗るために空港に向かいました。
当然、テヘランにいる日本人も空港に向かいました。
しかし、当時、日本では航空会社がストライキのため、日本から旅客機が出せませんでした。
日本人駐在員は、どの国の航空会社も満席でチケットが取れません。
それらの日本人は祈る者、無事を願う者など、たくさんいました。
それでも日本は旅客機を出せません。
そんな時に、上空に2機の旅客機が現れました。
それがトルコ航空の旅客機でした。
そして、空港で日本人駐在員215名全員を乗せて、日本に向けて飛び立ちました。
ちなみに、トルコの飛行機が到着したのは、タイムリミットの2時間弱でした。
そして、その1時間弱後、すべての日本人駐在員を乗せて日本に向けて飛び立ちました。
トルコ政府によって、日本人駐在員は215名全員が助かりました。
その当時、マスコミからはトルコが日本からの援助をもらうためとか言われていました。
で、後に駐日トルコ大使のネジアティ・ウトカン氏に質問すると、そのトルコ大使曰く、
「明治時代の軍艦エルトゥールル号の恩を返しただけ!」と言い返しました。
これがトルコ人が日本を親日家にしている理由なんですよ!
また、その後、トルコからは2011年の東日本大震災の際も、たくたんの募金を援助してもらいました。
なので、今回、トルコ地震が発生したことで、私個人としては大した金額ではありませんが、トルコに募金を行ないます。
トルコが地震の復興から早く立ち直ることを願って、思いを込めて募金を行ないます。
本日も当店のブログをご覧いただき、ありがとうございました。