かけばかくほど炎症が悪化するのはなぜですか?

アレルギー性皮膚炎

当店の患者様から首題の質問がありましたので、ご回答しますね!

東京三鷹アトピー性皮膚炎

皮膚をかくと、少なくとも3つの変化が起こります。

まず、バリア機能が損傷すること。

血が出るほどかいた場合は、角層だけでなく、表皮全体が損傷を受けるんです。

次に、表皮細胞は損傷すると「サイトカイン」という物質を放出して炎症を促すと同時に、マスト細胞へ作用して、かゆみの元となるヒスタミンを分泌させるんです。

サイトカインは、細胞やウイルスの侵入を免疫細胞に伝え、撃退して体を守る重要な働きをする物質です。

さらに、最初に刺激が伝わった視覚神経だけでなく、その神経から枝分かれしている神経へも
刺激が伝わっていく「軸索行動」が起こり、かゆい範囲が広がっていきます。

刺激が伝わった神経終末からは、「神経ペプチド」が遊離され、さらに炎症が起こるんです。

このかゆみの悪循環を「イッチ・スクラッチ・サイクル」と言います。

かくことで誘発される炎症は、体の細胞や組織が損傷を受けた時に、それを取り除いて再生しようとする「生体防御反応」の一つなんです。

それと抗生物質も、抗菌剤もなかった時代には、炎症が自己防衛の役割を担っていたんですが、
現代ではむしろ不利益の方が多いと言えるんです。

かゆみの悪循環を断ち切るためには、「かかないこと」が一番なんですよ!

そこで、アトピーのような症状で、つらくてお悩みでしたら、血液とリンパと気の流れを良くして、炎症を根本から抑えて根本治療を目指すタイ古式リンパマッサージが体内の毒素を排出していき、症状を完治に導いていくことが期待できるので、大変、おすすめですよ!

当店では、あなたのアトピー性皮膚炎が完治に向かうことを心なら願っております。

 

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