◆建国とトルコと日本との深い絆とは？（昨日のまとめ）
こんばんは！
三鷹のタイ古式マッサージ リラックス・ボディの久保です。
今回のメルマガは昨日のまとめにもなります。
三鷹タイ古式マッサージ リラックス・ボディ
昨日は、我が国の建国の日。
「建国記念日」か「建国記念の日」かなどと議論するのではなく、ぜひ、紀元節と呼びたいものです。
神武天皇の即位から昨日で建国２６８３年も経ち、実は日本は、世界で最も長い歴史を持つ国家なんです。
そんな記念すべき建国の日に、私達日本人が改めて思い出さなければならないことは、２６８３年前の日本国建国の精神。
その精神が１９１９年、パリ講和会議で日本が世界で初めて
人種差別の撤廃を訴えてきた精神でもあります。
そして、当時、第二次大戦中にナチスの迫害を逃れるために、満州国境近くまで来ていたユダヤ人難民２万人を受け入れた精神でもあるんです。
その後、日本人の精神が戦後になっても絶えることがなかった事実が最も証明されたことがありました。
それは東日本大震災の時に、世界を非常に驚かせた被災地の人たちの礼儀正しい精神だと思っています。
このことは日本が最も誇れる資源こそ、この美しい精神である、と私は思うんです。
そして、私達が本当の意味で、その美しい精神を取り戻した時、日本の未来も、世界の未来も変わると信じているんですよ！
さて、現在では世界に目を向けてみると、先日、トルコ南東部のシリア国境付近で６日に発生した地震での犠牲者が２万8000人を超え、ついに東日本大震災を上回りました。
以前は当店のお客様の中には、トルコで駐在員として仕事をしていた方も何人かいました。
その中にはトルコから日本に帰国したばかりの方も居て、当店で肩こり、首こり、腰痛、足こりの治療に専念したお客様もいるんです。
あとはトルコで食事が合わなくて、アトピー性皮膚炎にかかった方も居て、帰国後に当店で施術を受けて改善した方も居ました。
東日本大震災が起こった２０１１年、世界一の支援の受け取り国となった日本。
日本はトルコからも多くの支援を受けましたが、日本とトルコは、明治時代から、実は深い絆で結ばれた物語があるんです。
１８９０（明治２３）年、当時にヨーロッパ列強との不平等条約に苦しんでいたトルコは、明治維新後同様の立場にあった日本に親善使節団を派遣。
そして、５００人超の乗員を乗せた軍艦エルトゥールル号が、明治天皇との表敬訪問を終えて、トルコへの帰路で和歌山県沖を航行中に暴風雨で遭難し、船体破損部から流入した海水が機関の爆発を引き起こし、生存者わずかに６９名という大海難事故となりました。
この遭難に際し、地元住民が不眠不休で生存者の救助、介護、
殉難者の遺体捜索など、引き上げにあたり、日本全国からも多くの義金、支援など物資が遭難救助のために寄せられました。
６９名の生存者は神戸で治療を受けた後、比叡、金剛の2隻の日本海軍の軍艦により帰途に辿りつき、無事にイスタンブールに入港。
その後、美談として、1985年、日本とトルコの絆をさらに深いものにする一件の事件が起こったんです。
それは、イラン・イラク戦争が続いていた当時、イラクのサダム・フセイン大統領が「今から48時間後に、イランの上空を飛ぶ飛行機を無差別に攻撃する」という声明を発表しました。
当時、イランに住んでいた日本人は、慌てて首都テヘランの空港に向かい出国を試みましたが、どの飛行機も満席で搭乗できず。
世界各国は自国民を救出するために救援機を出しましたが、日本からの救援機の派遣は、航行の安全が確保できないとの理由から見送られたため、空港にいた日本人は途方に暮れていました。
そんな時、救いの手を差し伸べてくれたのがトルコでした。
トルコから駆けつけた救援機2機により、日本人215名全員が無事にイラン脱出に成功。
タイムリミットのわずか1時間弱のことでした。
当時、当然、テヘランには多くのトルコ人も駐在していましたが、航空機を日本人に提供してくれて、トルコ人は陸路で避難をしたそうです。
なぜ、日本人駐在員のためにトルコの航空機が来てくれたのか？
その当時は日本政府もマスコミも全くわからずにいました。
後に駐日トルコ大使のネジアティ・ウトカン氏は、次のように語られました。
「私たちはエルトゥールル号の借りを返しただけです」
トルコと日本が深い絆で結ばれた、大切なトルコの友人に対して私たち日本人が今できることは何なのか？
ぜひ、日本人としてトルコへの恩返しとして、真摯に向き合ってみたいものです。
現在、在日トルコ大使館は義援金の受け入れ口座を開設しており、義援金はトルコの災害緊急事態対策庁に送られます。
私もトルコへの心ある支援を少額ではありますが寄付していきたいと考えています。
明日もあなたにとって幸せな１日でありますように！
では、また明日！
今日もメルマガをご覧いただき、ありがとうございました。